今まで7.8種について、主活動を「闘争」と記載していました。
野口晴哉氏や竹下雅敏氏もこの言葉を使い、7種や8種の方のことをよく表現していました。
しかしながら他の「五行類型論(体癖)」の主活動は、「思考」、「感情」、「気持」、「愛情」と精神や心の活動で表現されます。
確かに7、8種は勝負けに拘り、闘争心が強いとも言えますが、「闘争」という言葉は、他体癖との対比において不適切のように感じていました。
陰陽五行思想の「五行式体表」の5つの「精神活動」に、
木(1、2種)は、「魂」
火(9、10種)は、「神」
土(3、4種)は、「意」
金(5、6種)は、「魄」
水(7、8種)は、「志」
とあります。
木の「魂」は、主に先天的に備わった精神活動(考え)
金の「魄」は、主に木の「魂」の精神活動を支え持続させる精神活動
水の「志」は、主に土の「意」の精神活動を支え持続させる精神活動
火の「神」は、魂魄(先天)と意志(後天)の精神活動を調和させる精神活動=理性
です。
以上より、7.8種の「志」は、後天的な精神活動である「意(思い)」を支え、継続する精神活動なので、「意志」と表現する方がより分かり易いと思います。
よって7、8種の主活動は、「闘争」を改めて「意志」に変更します。
つまり7、8種は、意志が強いことから「意志タイプ」と言えると思います。